参院選 京都選挙区候補 日本共産党

ブログ パパを国会へ

ブログ パパを国会へ

家が汚い

2016.06.29

公示されて6日。
なんだか家が薄汚れている。

パパ、今日何時出発?
「7時5分!」
すぐご飯作るね。
食器が山積みのキッチンに立って、パパの朝食だけ先に作る。

今日のワイシャツは何色?
「白!」
すぐアイロンするね。
アイロン台の上に山になったワイシャツの中から、白いの一枚だけアイロンする。

今日はゴミの日。
捨てるもの捨てるもの・・・。
冷蔵庫の中には、黒くなった挽肉、いつ買ったか思い出せないアジの開き、調理した覚えがないが、使いかけの豚肉、ザク切りにした大根は黄色い、ふにゃふにゃのピーマン・・・。
全部ゴミ袋に入れた。太郎君よろしくう。

次郎君はご飯を食べながら、機嫌良く「キャプテン翼」と、キャッチャーのコツをしゃべっている。
今日は学校へ行かないのかーい?
「行くでー」
さよか。

洗濯機のメロディが聞こえてフタを空けるとパンパン。
さっさと干して、乾いた分は入れて出るぞ。
何と!ピンクのポロシャツがここに!
まずい!9時に着て出るのに!
大丈夫!1時間もあれば乾く乾く。

なんか床が朝日を浴びて白く光ってる・・・。
掃除機!とにかく6日分吸い取ってくれ!

玄関を見たら、靴がいっぱい。
何人家族がいるねん。この家・・・。

9時!乾いた。
さあ、出るぞ!

あれ。子どもたちは学校へ行ったっけ?
アタシ、ご飯たべたっけ?

まあいい。
今日もアナウンサー!

NHK

2016.06.25

今日のアナウンサーは上京から出発!

時間前に着いて、ちょうど乗り込むところのパパと一緒になって、
「わあ。パパちゃんお疲れ様ー。雨上がって暑いねー。」
とかなんとかしゃべっていたら、
カメラ持った取材の人らしき人が、3人現れて
「今日奥様に密着です。」
と言った。

ひー。
今から取材?
誰からも何にも聞いてない。
人使い荒いなあ・・・。
芸能人ちゃうぞー。
ギャラ出たりしないよなあ。
勝つためなら何でもしよう!ってこのことかな・・・。
あああ。おしゃれママって公言したのに今日ピンクのポロシャツだよー。
雨で自分の服濡れるのヤだったんだー。ホントはいつもおしゃれなんだー。

と思ったが、ニッコリ!!
「よろしくお願いしまーす!!」

クルマの奥に乗り込もうとしたら、
有子さんは手前!とナゼか指示された。
なんでや?
候補者と並んで手を振ってるとこ撮りたいねんて。
んなあほな。いつも並んでへんのに。
私の順番じゃないのに、マイクを渡された。
もう?
有子さんがアナウンスしながらクルマが走ってるとこ撮りたいねんて。
アナウンスしながら外に手を振るのって、高等技!アタシまだできへんねーん!
いやいや。ニッコリ!!

大河原としたかでございまーす!!
正義の弁護士、39歳でございまーす!!

インタビューもされた。

出会いは?
大学のサークルです。彼後輩なんです。
えっ、姉さん女房ですか。
はいそうです。
スマホ触って、記事書いてる仕草してもらえますか。
ハイハイ。
有子さん、チラシまいたりしないんですか。
ハイハイ。まきましょうか。何でもまきますよ。
お子さんは男の子2人ですよね。
そうなのー。すんごいかわいいんですよお。帰ってくる時間になると、歌とかリコーダーが聞こえてくるんですう。ふたりとも私にそっくり!みんなパパにそっくりって言うんですけど、私に似てるんですう。でもなんでかあんまり男前ちゃうんですう。
なんでブログ書こうと思ったんですか。
えっ。党から書いてみたらって言われて。
表に出て、ご主人を応援しているのはなぜですか。
えっ。共産党員なので、応援するのはフツーです。
いやあ。奥さんにお会いして、イメージが良くなりましたよ。
えっ。本当ですか??

というような取材でした。

ポロシャツ

2016.06.21

「ハイ!有子さんの分!」
ピンクのポロシャツを渡された。

う。
恐れていたことが現実になった。
選挙と言えばおそろい。誰が見ても運動員と分かるおそろい。着たら運動員にしか見えないおそろい。
夏だからおそろいの「ヤッケ」はないと安心していたのに、
「ポロシャツ」か・・・。

ショッキングピンクか・・・。

パパに相談した。
ねえ。これ、絶対着ないといけないかなあ。
自称おしゃれママなんだけどなー。アタシ。

「別にイヤだったらいいんじゃない。無理に着なくて。」

そうだよね!ほー。

「じゃ、ボクが着ようかなあ。
レディスでもボクはいると思うよ。
運動員と見せかけて、実は候補者本人!」

翌日また声をかけられた。
「有子さん、ポロシャツもらった?」

ハイ!もうもらいました。
候補者本人が家で着てます。

美しいママ

2016.06.20

大型宣伝カーのアナウンサー生活が始まった。
気のせいか、二の腕が引き締まってきたような気がする。
他のアナウンサーがしゃべっている間はずっと手を振っている。
ヤッタ!

「ママ、ちょっとスリムになったかもー。イエーイ。アナウンサー効果。」

子どもたちは一瞬止まって、
「うわーん!ママー!痩せちゃダメー!」
と私にしがみついてきた。

え?なんで?

「オレ達の楽しみがなくなっちゃうじゃないかー。」
「ママの腕とかお腹とか触るの好きなんだよー。」

なんだよそれ。

ベッドで二人は私の両側にピッタリくっついて、枕にした二の腕をすりすりしながら、
「うふふ。このふかふかの枕があったらすぐ眠れそう。」
と言って、
3秒で寝た。

パパは苦笑いして、
「2・3回大型に乗っても、痩せないよ。」
と言った。

わが家の男達はなんだって励ましの気持ちがないんだ。
これから選挙本番。
毎日大型に乗るし、
選挙が終わるころにはスッキリ美しいママになってるしね。

暑い夜

2016.06.13

今日は夕方から降り始めた雨で蒸し暑い。
太郎君も次郎君も、暑い暑いとなかなか眠れない。

二段ベッドの上と下。
2人ともにちょうど良く扇風機が当たる場所はない。
そうだなあ。
2人とも下の段に寝たら、ちょっとは扇風機の風がうまく当たるけどなあ。

私は二段ベッドの上に寝ている次郎君を、私のベッドに寝かせた。
私はしょうがないので、フローリングに薄い布団を敷いて寝た。

夜中帰ってきたパパは、
並んで寝ている太郎君と次郎君の頭をなでて、
かわいいなあ。今日は2人一緒に寝ているのか。
と言った。

ちょっと。
今、子ども、間違えたよ。
ほんで、
アロマオイル、蹴倒したよ。
そして、
妻を踏んだよ。

福知山

2016.06.06

久しぶりに大型宣伝カーのアナウンサーをすることにした。
子どもを産んでから、まともにアナウンサーをしていない。
大型に乗った記憶となると、20年前。女子大生のときだ。
子どもたちは、休日は、野球だ、サッカーだ、将棋だ、友達だと
自由に過ごしているので、私ももうアナウンサーになってもいいだろう!
直接街の人たちに訴えることができて、手応えもその場でもらえるアナウンサー!

ウキウキと事務所に行くと、倉林明子参議院議員が片手でどっさりとある資料を読みながら、
「おお。アナウンサーか。ご苦労さーん。パパは福知山やな。」
と声をかけてくれた。

おっと。パパは福知山か。
自分が2時に事務所に来ることばかり考えていて、パパがどこ行ったか知らんかった。

アナウンサーが集まり始めたので、みんなに挨拶した。
「大河原です。」
名乗るとすぐ身元が分かるって便利。

「大型2回目?アハハハ。大丈夫?パパは福知山なんだってね。」
大型、キレイに忘れてますー。教えて下さいねー。
福知山らしいですー。
皆さんの方が良く知ってますねー(笑)。

いざ!!
大型に乗り込んで、気持ちいーい。
いやあ。久しぶりのお外は空気が悪いなあ。

四条大宮に到着。
中京の顔見知りのお姉様たちが、ポスターやビラを持ってずらりとそろっている。
「アンタ、今のアナウンサー、アンタか?まあまあやんか。パパは福知山なんやろ。旦那は福知山ですが、替わりに私が来ましたー言うて、上でしゃっべったら?アハハハ。」

はい・・・。福知山です・・・。
アタシアナウンサーがいいです。

家に帰ってご飯を食べて、フェイスブックを開いた。
来るわ来るわ。
「大河原さんは福知山厚生年金会館です。700人の参加です。」
「大河原さんは市田忠義副委員長と一緒に福知山にいます。」
「大河原さんは中京女性のつどいのあと北部に入り、福知山の・・・」

ひー!!
今日はパパは福知山に行ったんですねー。
分かりました分かりました。
みなさん。お知らせいただきありがとうございますー。

パパが帰ってきた。
分かった。お願いだから何も言うな。
福知山に行ったんだろ。

アナウンサーはとおっても楽しかった。
明日も乗るんだ!キャー。

漢字クイズ

2016.06.02

私が夕食を作っている横で次郎ちゃんと太郎君が宿題をしている。
私の好きな時間だ。

次郎ちゃん「ママあ。漢字クイズ~。問題行くで~。」

「目の医者と歯の医者が、テニスをしました。
負けたのはどっち?」
太郎君「ハイシャ!」

次行くで~。
「太陽にあって月にない、海になくて陸にあるものなーんだ?」
太郎君「こざとへん!」

おお。すごいな。ぜんぜん分からんかった。
太郎め。いい勘をしてるじゃないか。

次行くで~。
「選挙で出る動物はなんだ?」

アタシ「魔物!!」
太郎君「ヒョウ!」

でへへ。
ついつい慣れで・・・・。
小学生の漢字クイズでしたね。

風船

2016.05.30

5月15日は、パパの事務所びらきだった。
「世代を超えて女性の集会」に参加してそのあと事務所までデモした。

風船を手渡されて、
デモの間は良かった。
しかし事務所開きの間も持っていた。
そして事務所開きが終わってもまだ持っていた。

困ったな。
持って帰るのか。
子どもたち、持って帰ったら喜んでくれるかな。
パパ「風船を喜ぶような年の子どもはいないよ。」

そうだねえ。

帰りの地下鉄の中では妙に目立った。
スーパーでも多分目を引いた。
買い物を持つ手が足りない。

おうちに着いて、風船を持って楽しげなポーズ!をなんとか自分で撮ろうと
タブレットと風船で四苦八苦していると、次郎君が帰宅した。

「ママあ。オレ二塁打2本打ったで!
お。なにその風船。
お花みたい。お花がひらひら~。お花がふわふわ~。
ママあ。花束みたいやで。」

続いて、熱心に棋譜を読んでいた太郎君が顔を上げた。

「なんや。これは。とう!とりゃあ!やっ!」

2人とも風船で遊び始めた。

パパ・・・。
2人とも風船で喜ぶ年の子どもだったみたい。

矯正治療

2016.05.23

太郎君は小さいときから歯科矯正治療している。
なかなか永久歯が生えてこないと思っていたら、
あごが小さい割に永久歯が大きく、生えてくる場所がなかったようだ。

歯科の先生は、医師らしい誠実な物腰で、声は静かで、優しい先生だ。
しかし、
前歯4本がまだそろわない太郎君の歯を、

「キョーレツに前歯がデカイんですよ。」
と俗語を使う。

太郎君まで「オレの歯、キョーレツにデカイで。」とまねる。

いつも先生の意外さに笑いをこらえるのだが、

そうです。歯がデカイのはパパとそっくりです。
パパは矯正しなかったので、歯並びイマイチです。
だから私、大枚ハタいて頑張って歯医者に来てます。
候補者になると分かっていたら、両親も矯正治療に興味を持ったでしょう。
名前もとしたかじゃなくて、一郎と名付けたでしょう。
ああせめて神様。
結婚した時に候補者になると知っていたら、矯正に連れてきたのに。

と言いたくなるのもこらえている。

修学旅行

2016.05.16

太郎君が修学旅行に出発した。

パパはいつものようにのっそり起きてきた。
太郎君がリュックを背負っているのを不思議そうに見た。
それから壁のカレンダーに「太郎修学旅行・名古屋・お弁当」
と書いてあるのを見た。

「修学旅行、楽しんでおいで。」にっこり。

素早い目の動き。
絶対修学旅行って知らなかった!
遠足かなって思った!

アドリブがきくようになったね。

でもお弁当作るの手伝わなかった!

パパと京都市美術館に来ました。
モネ展です。
平日の朝なのにすごい人出でした。

8人の子どもに囲まれて、自作のお気に入りの絵はほとんど手元に置き、
晩年は白内障と闘いながら、自分のテーマの睡蓮や、庭の絵に没頭したモネ。

私も年を取っても家族に囲まれて、活動に趣味に夢中になって、
最後まで闘って生きていきたいな・・・。
隣にはやっぱりパパ・・・。
私より早く死なないと約束してくれたパパ・・・。

「えー!仕事でした?
今から向かいます!」

仕事?

「ごめんボク今からタクシー乗るしじゃね。」

・・・私より早くカフェを出ないで欲しい。勘定置いて。

(※モネ展は8日で終了しました。スタッフより)

へたっぴ

2016.05.09

5月1日、メーデーの日。
パパはあちこち激励しながら歩いて、私は日本共産党の隊列に加わった。
気持ちのいいお天気。公道を大声でシュプレヒコールするのも快感。

最後の隊列を見送ったあと、パパと私と仲間たちとでランチに出かけた。結構メーデーの後のランチはどこも恒例のようで、予約の店に向かっているときも、別の店に向かう顔見知りの集団といくつもすれ違い、挨拶を交わした。

連れられてそのまま知り合いの店でカラオケもした。
パパがすごい歌うのに驚いた。
黙って飲んで、聴いているだけと思ってた。

♪ロマン飛行♪
♪島唄♪
♪3年目の浮気♪

調子に乗って私とデュエットしたり。

しかし・・・。

パパ。へたっぴ。

出演不可

2016.05.06

コーラスの練習時、私の歌の先生は
「大河原さん。今回は舞台に乗れないの」
と聞いて来た。私はPTAコーラス部なのだ。

そう!その日、4月29日は、
町内のレクリエーション!
ここ10年ほど、町内のバス旅行は、例年この日と決まっている。町内のバスに私が乗らなかったら、ビールや、おやつくばるのにオタオタして、みんな困ってしまう。

そう言うわけで、29日の「春のうたを歌うステージ」にせっかく書類選考が通ったけど、出演できないんです。

しかし、実を言うと
29日は京都まつり!!
私はお着物を着てパパと挨拶に歩くつもりで、着物まで選んであったのだ。

町内レク・京都まつり・歌のステージ。
どれに行けば、いいのか。
まわりとじっくり相談しました。

先生。出れません。すいません。

※4月29日の京都まつりは1万4000人の参加で成功しました。ご協力・ご参加いただいたみなさん、ありがとうございました(スタッフより)。

子どもたちの新学期が始まり、太郎君も次郎ちゃんもクラスの代表委員に立候補した。
去年は所信表明演説もしたとやらで、子どもたちの世界も意外にアツイ。

ねえ。代表委員にはなれたの?

太郎くん「オレしかなりたい人いなかった。」
あははは!無投票。

次郎ちゃん
「ぶっちぎりトップ当選やで。
30人学級でオレ22票。2位9票。
まあ、今回は、なれへんの確実やのに立候補してくるおじゃま虫いなかったからな。モリモリ。」
すごい人気やん!次郎ちゃん!

パパ!見習って!

山形の支援者が30人ほどで山形から京都に応援に来てくれた。
朝5時に山形の川西町をバスで出発して、夕方京都に着いたらしい。
夕食会に出て欲しいと言われていたので、
私は夕方公園から帰ってくる子どもたちを待っていた。

子どもたちはおじいちゃん、おばあちゃんとご飯を食べるのを楽しみにしていた。
はずなのに!!
夕方5時45分になってやっと帰ってきた。

フンガー!!
6時からの会食に絶対遅刻じゃー!!
私は泥だらけの子どもたちをはだかん坊にして、スゴイ早さで着替えさせた。
子どもたちは、ごめんよー!気づいたら5時過ぎてたよ-!
と一緒に焦っている。

6時3分。
会食が私たちの到着を待って始まった。
ドヤドヤと汗まみれの3人で入っていって、一番真ん中の円卓に座るのは恥ずかしかった。

しかし壇上を見てもっと恥ずかしくなった。
必勝!大河原くんをなんとしても国会に!のぼり。
コレ、いつ使うのよ?つうか、作ったの?
山形県川西町産・つや姫5俵!と書いた米俵。
なんで米俵をくれるんですか!?
「山形」って書いた蛍光オレンジの帽子。
明日の観光で全員でかぶるらしい。ほんとにかぶるの?ほんとに全員で?

スゲー盛り上がり。

参加者全員がマイクを持って、パパへの期待を言うてくれた。

なんと最後は!!
パパのお父さんとお母さん!
お礼と、パパの幼少期の話をして締めくくった。

始終笑顔だったパパがさらに顔を笑いで歪めながら、

ねえコレ、結婚式みたいだね。
と小さい声でささやいた。

どんな本?

2016.04.18

太郎君は、宗田理著「ぼくらの」シリーズを次々に読んでいる。
夕食では、たいてい本の感想を言ってくれる。一番好きなのは「ぼくらの7日間戦争」だそうだ。

今日私は、宿題をしている太郎君の横で、本を読んでいた。

ううう。えー。どういう意味だろう。・・・あんだってえ??

太郎君「面白い?」

う。まあまあ面白いよ。

「どんな本?」

う。
不破哲三著「マルクスと友達になろう。」
資本家が庶民の働いた分を全部自分のものにしてしまうから、庶民は時間がなくて・・・。
資本主義って言う今の日本の仕組みは、モノをどんどん買わせて、売るための経済活動が盛んで・・・。
資本家が自動的に労働条件を良くしてくれることはなくて・・・。えーと。

私はたじたじと説明したが、太郎君は笑いもせずに聴いていた。

支部会議もこの調子でおとなしく横で聴いているし、一緒に笑っていたりする。
党の活動に抵抗がないのは本当に嬉しいことだ。
けど、大きくなったら太郎くんに、「指導」とかされたりして。

子どもたちの春休み、私は子どもを連れて自分の実家へ帰った。
子どもたちは、おじいちゃんやおばあちゃんが好きで、川や海、近くにある遊歩道に、石段の続く紀三井寺と、和歌山をとても気に入っている。
正月に帰ったときは、橋の上から野生のエイがパタパタ泳ぐのを見かけて、狂喜乱舞していた。

パパは休みがないので、しょうがない。置いて行くことにした。
しかし困った。
クルマだ。
私は運転が下手で、人様に迷惑をかけないように、スーパーに行くときだけクルマに乗るようにしている。和歌山まで高速では2時間ほどだが、在来線を使うと4時間ぐらいかかり、子どもと荷物を持ってクタクタになるのは目に見えていた。
クルマって、いやパパって便利だったんだなあ。

よし。直通の特急に乗ろう!
思い立ったがいいが、私は時刻表が読めない。
インターネットで切符を取るのもよく分からない。
あああ。ないないづくしじゃないか!

するとパパは、特急くろしおの時刻表をどこからともなくコピーしてきて、
発車時刻にマーカーをつけて私にくれた。
「京都が始発だから指定席買わなくても座れると思うよ。」
まああ。なんて親切。ありがとう。

和歌山に着いた。
子どもたちはおじいちゃんとおばあちゃんにくっついて、買い物に海に散歩三昧だ。
家の中でサッカーしても怒られない。じっくり将棋もできる。

私は、ちょうど帰省していた兄と夜ご飯に出ることにした。
地元のカウンターしかない店。
さばの刺身が食べられるなんて幸せ~。さばってすぐ臭くなるから刺身で食べられない魚らしい。ラッキー!

ええ!隣には偶然地元の同級生が!
ヤダ。ウソ。こんなとこで。となりに!
ヒロちゃん知ってる?今なにやってんの?モデル?え~!
マサちゃんは?医者?すごい~!

そこへ電話が鳴った。パパだ。
「ママちゃん、今日サンガ勝ったよ。」

んもう。そんなどうでもいいことで電話してこないで欲しいなあ。
今忙しいねん。

「あそう。良かったねー。じゃまたねー。」

私は3秒で電話を切った。

おかわり自由

2016.04.11

太郎君がしみじみ言った。
「今日は楽しかったなあ。」

パパは土日祝日の休みはないが、平日に週1程度は休みを取れるようにしているようだ。
今日は春休みで、子どもたちはおうちにいたので、ちょうどパパとお休みが合った。

朝からパパの運転するクルマで近くの温水プールに行き、お昼はおかわり自由のパン屋さんで家族そろってランチした。

「パパとプールに行けたのが嬉しかった。」
パン屋さんでパパと別れたあと、太郎君は何回も言っている。

そうだねえ。今まで週末は家族でスキーしたり、お正月やお盆は旅行して、パパは努力して時間を作っていたと思うけど、候補者になってから、週末子どもたちと遠出することがないねえ。今日は良かったね。

子どもたちは、おかわりしたパンを数えだした。
「バターロール・・、明太子フランス・・、クロワッサン・・、ぶどうパン・・・あとは思い出せない。おい次郎。おまえ思い出せよ。お前とだいたい同じもの食べたやろ。」
「オレ11個食べたで。ママは12個。スゲー。イカスミのパンも食べてた。オレはチーズのパン・・。あとはガーリックフランス・・。ぷぷ。パパは3個や。しかもトマトとバジルのパンを2つ食べてた。」

あんだって?
おかわり自由の店に来て、パン3切れ?
おかしいんじゃない?

そう言えば、メインにパスタを頼んで、やる気なしやった。パン食べれへんやん。
次郎ちゃんなんか、オレはサラダでいいわって気合い入ってたのに。
それが正しい注文やろ。
だいたい、100円追加してトマトジュースを飲むのも、邪道だよ。
パスタもパンもトマト系で、なんでわざわざ追加してトマトやねん。

私は、半日家族で過ごしたことを忘れた。

ボサボサ

2016.04.07

早朝からうちのピンポンがなった。

ご町内の役員さんだ。急げ!

ドアを開けると、
大河原さん、まだですか。

ちょっとちょっとー。
パパのお迎えの人だよー。
昨日も同じパターンで起こされたんだった。
ボサボサの頭で挨拶した。いつもパパがお世話になってますう。ちょっと待って下さいねー。笑顔。

パパあ!待ったはんで!ほら!

ええ~。あと30分後だと思ってた・・・。

連日終電で帰ってきて、朝7時に出ていくのはつらそうだ。
うぎゃ。なんじゃこの脱衣所は??
脱衣かごには着替えが用意してある。
お風呂のフタは開いている。
お風呂の鏡の前には、座椅子と洗面器が重ねて積んである。

要するに、
着替えを用意してお風呂に入ったが、思い立って、風呂掃除を始め、掃除したまま用意した着替えを忘れて、別の着替えを着て寝たんだな。

ボサボサのパパはすぐに候補者の顔になって出ていった。

ご苦労様!

ボサボサ
早朝からうちのピンポンがなった。
ご町内の役員さんだ。急げ!
ドアを開けると、
大河原さん、まだですか。
ちょっとちょっとー。
パパのお迎えの人だよー。
昨日も同じパターンで起こされたんだった。
ボサボサの頭で挨拶した。いつもパパがお世話になってますう。ちょっと待って下さいねー。笑顔。
パパあ!待ったはんで!ほら!
ええ~。あと30分後だと思ってた・・・。
連日終電で帰ってきて、朝7時に出ていくのはつらそうだ。
うぎゃ。なんじゃこの脱衣所は??
脱衣かごには着替えが用意してある。
お風呂のフタは開いている。
お風呂の鏡の前には、座椅子と洗面器が重ねて積んである。
要するに、
着替えを用意してお風呂に入ったが、思い立って、風呂掃除を始め、掃除したまま用意した着替えを忘れて、別の着替えを着て寝たんだな。
ボサボサのパパはすぐに候補者の顔になって出ていった。
ご苦労様!

減塩

2016.03.28

3/5付のしんぶん赤旗日曜版に減塩についての記事があった。
子どもたちと一緒に読んだ。
1日に必要塩分量は3グラム。
日本人は高血圧にならないとされている1日8グラムを大幅に超えて摂取していると見られる・・・。
カップラーメンのめん・具・・・2.4グラム、しる・・・・・2.3グラム

・・・個人としてはパッケージの塩分量やナトリウム表示を見ることから始め、・・
国は施策を持つことが求められ、・・・
子どものうちから薄味に慣れ、・・・減塩の意識を持つことが求められています。
これが効いた。

子どもたちは非常食のカップめんを捨てようかと相談し始めた。
競って、ドレッシングをケチりはじめた。

今日の味噌汁は薄いぞう。
っと言ったら、急いで飲んでみて、
声をそろえて、
「うすーい!!(喜)」

何も知らないパパは、
子どもたちがナトリウムから塩分量の計算をしたり、
私が、病気になって月に何千円もお薬に払うのもったいないねーとか言っているのを、黙って聞いていて、

「ああ!だからこれ薄いの!!」

やっと気づいた。
どうだ!まずいだろう!

あかぎれ

2016.03.22

ママって、手が荒れる。
寒い時期は特に。

私はお掃除大好き!!
洗濯大好き!!
お料理・・・キライ・・・。

昨日掃除して、フローリングをピカピカにして、洗濯を5回ほどしたら、
手に小さい傷がいっぱいできて、お湯を使うだけで手が痛むようになった。

ああ。やっちゃった。
しばらく水仕事ができない。

いや!・・・手袋があるじゃないか!!

私はゴム手袋をつけていつものように水仕事をしまくった。
違和感がヤだったんだよねえ。でも始めから使えば良かったんだよなあ。趣味の掃除を取り上げられたら、楽しみが半減しちゃうよねえ。さあ!どんどんキレイにするぞ!

パパは私の手に手袋をしているのを見て、
「どうしたの。あかぎれ?悪いね。いつもありがとう。」
と私の手袋ごと手を握って、ポンポン背中を叩いてくれた。

いや。あの。半分趣味だし。あかぎれが苦労の証って訳じゃ・・・。

太郎君がインフルエンザになった。

またか。

次郎君→私→太郎くんの順で、我が家のインフルエンザは今年3回目だ。
しかも、
次郎君のクラス学級閉鎖→次郎君発熱→
私→
太郎君のクラス学級閉鎖→太郎君発熱・・・。

と効率が悪い。
私は、一体いつまで病人生活すれば良いのだ。

「家族みんなでインフルエンザになっちゃったね。」
私がため息混じりに言うと、次郎君は、

「ちがうで!パパはまだ!」

ホントだ。
一番忙しくて一番かかりそうなパパがピンピンしている。
丈夫なパパ。

インフルエンザが蔓延しているおうちだけど、ちゃんと帰ってきてね。

太郎君の音読を聞いた。
上手だ。
大きな声で、一生懸命読んでいる。

子どもたちの宿題は、私が知っている懐かしいものもあれば、全然知らない文章や既に忘れ去った問題もあって、勉強し直している気持ちで、私は一緒に楽しんでいる。

今日の音読は、
「わらぐつの中の神様」。
「・・・おみつさんは、特別きれいというわけではないけれども、いつもニコニコして、くるくる良く働く娘さんで、みんなから好かれていました。・・・」

「ママみたいや!」

特別きれいではないけれど、って言った?
それって褒められたのかな?

パパに言った。
「ママ、かわいいよ。いつもありがとう。」

そうだよね!!
私は突然機嫌が直った。

コーヒー

2016.03.07

「ママぁ、オレのコーヒー飲んだやろぉ?」
次郎君が言った。

まただ。
次郎君は食べることが大好き。
小さいときから、モリモリ食べる。
モリモリ・・・うははは!・・・モリモリ・・・ほんでなあ・・オレなあ・・モリモリ・・・うははは!・・・モリモリ・・・。

知らぬ間に皿がからっぽになっている。
からの皿から食べようとして初めて気づき、
「あれ?オレのご飯なくなってる。誰かとった?」

誰が子どものごはんとるんだよ。

「次郎君のコーヒー、ママは飲んでないよ。ママのコーヒー、カップに残ってるやん。
この間もママに飲んだやろって言ったよねえ。自分で一気飲みして、忘れたんでしょ。」

「ちーがーう!オレは飲んでないもん!」
「ハイハイ。新しいの入れてあげようねえ。いっぱい飲むのはいいんだよお。」
「オレは飲んでないー。」
「ハイハイ。」

数日後、パパはみんなより遅れて起きてきた。
パパは候補者になって夜の会食が増えたし、朝ご飯の7時ちょうどに起きてこれないことがある。そりゃあ、一緒にご飯が食べれるのは朝だけだから、起きて来れたらいいけど、そんなこと言ったら、パパの寝る時間がなくなっちゃう。

「おはよう・・・」
パパは次郎君の向かいに座って、

次郎君の味噌汁を飲んだ!!!

すかさず次郎君は、
「それ!オレの味噌汁!」

・・・。

もしかして、この間次郎君のコーヒー飲んだの、パパなのかな・・・。

 

パパがテレビに出た。
(インターネット中継番組の)「とことん共産党」に生出演するからと、朝からそれだけのために東京に出かけて行った。東京?それだけに?

ちっ。

いいなあ~。アタシが東京行きたい(笑)。

夜8時。
急いでタブレットを持って居間で子どもたちと観た。

次郎君は
「ねえ、これ、いまやってるとこ?」
と何回も聞いた。5回は聞いた。生中継って観たことないの??

太郎君は
小池参議院議員のデモでの熱弁を聞いて、
「この人、イイコト言う!」
と言った。当たり前!

ああ。いつものことながらアホ2人。

タブレットの画面が小さくて、大福餅の詰め合わせみたいに3人で並んで観ていたら、
次郎君が、
あっという間に画面を大きくしてくれた。
太郎君が横で、鉛筆削りを使うので、聞こえにくそうにしたら、
次郎君が、
ハイどうぞ。
とボリュームを大きくしてくれた。

「・・・・」
魔法使いのような手つき。

肝心のパパはカチンコチンになっていた。
目が泳いでいる。饒舌になったり、手元がガサガサしたり、ぎこちない。

東京の山添拓さんがリラックスして情に訴える話をしている。
仁比参議院議員が熱弁をふるっている。
小池議員がしゃべりたくて、フリを待っている。

んもう!パパあ!

パパからメールが来た。
「ああ。緊張したよ~。ママあ。やっぱり分かったよねえ?」

だれでも分かるわ!緊張しすぎ!ええカッコせんでええのに。アンタ新人やねんし、もっとみんなに頼って、身内の鍋みたいな感じの方が良かった。アタシが今度スタジオについていって、笑けるようなこと目の前でやったげよ。

って思ったけど、

「緊張はしょうがないよ。真面目な人柄が出ていて良かったよ!お疲れ様!ご飯作っておいたよ。」と返信しておいた。

作品展

2016.02.18

子どもたちが作品展に来てと言うので、寒い体育館にママたちと行った。

太郎君の書道作品を観てびっくり仰天。
「独立独歩」
って書いてある。

自分で考えて自分で行動したいです。
って書き添えてあった。

ちょっとちょっと。
まだ11歳の小学生なんだよ。
ママとかパパと話し合って行動しようよ。

次郎君の版画を観て、またまたびっくり。
「クサを食べるカブトムシ」
って題がついていた。

ちょっと待って。
カブトムシはクサを食べましたっけー?(泣)

あああ。作品展って、疲れるなあ。

パパに言ったら、
いいんじゃないか。のびのびしてて。面白い子どもたちだ。

喝ー!!
ちょっとは私の驚きを理解しろー!

次郎君は気まぐれに掃除する。
ケシミンという水だけでキレイになるスポンジがお気に入りだ。

えらく風呂が長いな。
と思ってのぞいたら、裸んぼで、真っ赤っ赤な顔で床をピカピカにしていたり、
洗面所を私が少し拭いたら掃除熱に火がついて、
磨き始めたりする。

私が買い物に出るというと、
「ケシミンもうないから買っといてな。」
と言われたりする。

掃除は定期的でなく、義務感のないところが、残念であり、笑えるところだ。

先日久しぶりにパパとスーパーに出かけた。
パパは、「ケシミン、次郎君欲しがるよね。」
と洗剤売り場にいそいそ出かけていった。

 

街宣

2016.01.25

京都中が大雪に包まれた日、
次郎君は楽しい朝を迎えていた。

「うわー。白いなあ。おい太郎、見てみ。地面白いで。ママあ、あの雪って、空から落ちてる?屋根からじゃないの?
あっ。オレ、新聞取って来る!ジャンパー着て、手袋して、ネックウォーマーして・・・ハイ新聞。うわー寒いなあ。
あっ。オレ、カン出して来てあげる!・・・うわー寒いわ。太郎見てみ。オレの足あとついてんで。
ママあ。配りもんある?」

次郎君・・・。キミは幸せな人だ。

さあ、さっさと職場に行こう。
おうちで寒い寒い言うてても寒いだけやわ!

パパは暖房機の前で固まっていた。暖房機の温度は9度。壊れてるんかな。

「ボク、今日街宣。」

え“ー。

休めないの?

パパは休まず出ていった。

旗開き

2016.01.21

私の職場の組合の旗開きがあった。
職場近くの会場で盛大に夕食を食べるらしい。
パパも来賓で呼ばれていると聞いた。
子どもたちも連れて一緒に夕飯が食べられるなら、と気軽に参加した。

パパは、周囲が「ごはんごはん」と騒ぐ中で、きちんと京都市長選挙の争点をしゃべり、
憲法を守る声を私に託して下さい。と真面目に語った。

私は反省した。
去年までの私は、「ごはんごはん」と騒いで、ビュッフェの列に真っ先に並んでいたと思う。
パパに、
「誰も聴いてないのに、真面目にしゃべって、アンタ偉いなあ。」
と言ったら、
「こんなもんだよ。聴いていた人もいたよ。」
と平然としていた。

この人は偉そうにもしないし、怒ったりもしない。
穏やかで真っ直ぐな人だと、見直した。

サンタは誰?

2016.01.12

(サンタさんの話つづきます)

サンタさんからのプレゼントでひとしきり遊んだ子どもたちは、朝食を食べながら、
「サンタさんってどうやってプレゼントをくれたんだろう?」
の話になった。

長男は、
「オレ、サンタさんって実はパパだと思うんだよなあ。だっていつもパパ、クリスマスが近づくと、何が欲しい?って聞いて来て、必ずそれをくれる。もらった後、パパは何もらったの?って聞いて来るけど、それってダマシだと思う。だいたい、サンタさんは北海道とか寒い地方に住んでるんやろうから、一晩で日本中の子どもたちにプレゼントを配るのって、無理だと思う。」

次男は、
「サンタさんは空からバアーとプレゼントを撒くんだと思う。プレゼントは鍵穴をシュルルルーって通って、枕元にぽとんと落ちるんだと思う。」

へえー。
なかなか年齢に応じた考え方をするんだなあ。

「ところで、サンタさんはどこから入ってくると思う?」

二人「エントツ!!」

ダメだ。まだまだ幼児だ・・・。

 

今年も(去年も)クリスマスがやってきた。
二人の息子も、サンタさんに何をもらうか、決まったようだ。
長男は新しいボードゲーム。
次男は「キャンプテン翼ワールドユース編全12巻」

次男は、全巻持ってきてくれるか心配のようだ。
「重いから、第一巻だけプレゼントされるんじゃない?」と私が意地悪を言ったからかも知れない。

クリスマスイブの夜、二人は早々にベッドに入った。

朝方だろうか、真っ暗な中、
次男は目を覚ました。
「わあ!サンタさん、もう来てる!ママあ、もう起きていい?」

何時か見えないので、私は時計を見るのもめんどくさくて、いいよと言った。
次男は包みを抱えて居間に降りていった。

午前7時。
私が居間に降りていくと、次男は「ママ!ちゃんと全巻プレゼントしてくれてる!」と嬉しそう。
ところで、何時に起きたの?
「2時」!!!
起きる時間じゃないやんか・・。

サンタさんにも思わぬプレゼントがあった。
次男が枕元に、「サンタさんへ」と書いた手作りの箱の中に、小舟や、花などの折り紙をいっぱい折って置いておいたのだ。

パパはいやサンタさんは涙ぐんで、
「気持ちのかわいい子どもに育ってくれて嬉しいなあ。」とつぶやいていた。

タスキ

2015.12.21

パパが、雨で濡れたたすきをお部屋で乾かしていたら、息子が見つけました。

たすきは西陣織。
近くで観るのは私も初めて。
風情のある模様が織られていて、思った以上に大きいものでした。

パパが候補者になったのは、息子にも誇りのようです。
パパが議員になったらすごい。
パパは決意してえらい。
とか、よく言ってます。

とにかく当選しないとダメだな。
とかも言います・・。

私は、3年生の教室のドアをそろりと開けた。

「おーい。次郎のお母さーん!今日としたかは!?」

としたか?

うちのパパの名前よく知ってるなあ。
しかしなんで呼び捨てやねん。
ほんで、今授業中だよね?

候補者になったら、3年生の子どもにまで名前覚えられて、呼び捨てにされるのか。
まあ、幸せなことなんだろうな。
しかし、男子は子どもっぽいなあ。

家に帰って夕食時にその話をしたら、
太郎君は、
「ぷっ。平日の昼間に大人の男が学校に来れる訳ないし。
仕事だろ、フツー。」

5年生の男子は大人っぽいみたいです。

ポスター1枚に数百枚も撮るので、
驚きました。

しかも、
これは精悍でいい。
とか
笑うとちょっと甘いな。
とか
目に力!
とか

よく分からない評価が飛び交ってました。


二段ベッドを購入してから、子どもたちは、誰も私と一緒に寝てくれなくなった。
「今日ママちゃんと一緒に寝てくれる人~?」
と誘っても、
「オレは一人で寝れるわ。」
「オレも!」
とつれない。

なんだよお。
ついこの間まで、ママと結婚するのはオレだって言って、争ってたのに。
3年生と5年生で、親離れするのって、早いよ。ちぇ。

「じゃあ、ママちゃんは、パパと一緒に寝ようか。」
パパは嬉しそうに言った。
そうだなあ。
たまにはとなりに寝てみようかな。
私は、パパのとなりに布団を敷いて寝た。
うんうん。安心していい感じや。

しかし3分後、私は自分と子どもたちの部屋に引揚げることになった。

翌朝パパは、不思議そうに言った。
「ママちゃん、昨日知らない間にいなくなってたね。」

はいそうです。
パパのいびきがうるさくて、眠れなかったんです。

(※「子どもたちの運動会の日」の続きです)

子どもたちの運動会の夜、パパは帰ってこなかった。
一泊で仕事に行っていたらしい。
そんなこと、聞いてない。

私は午前3時半頃まで、ウトウトしながら待った。
心配した。
今までもパパは、仕事の都合で、朝方帰ってくることが月イチぐらいあったので、そういうことなのかな?と思っていたが、結局朝ご飯になっても帰ってこなかった。

子どもたちは、昨日私がブレブレで撮ったホームビデオが、テレビ画面で見れないことが、不満で、
えー。パパ帰ってないの?
とか言ってる。
そういう問題じゃない!
無断外泊が問題なのだ!

怒りのメールを打った。
「泊まりですか。聞いてませんよ。おうちのことがそこまで気にならないなら、ご自分ひとりで生活したらいかが?運良く当選したら、東京にひとり暮らし、したらいいんじゃない?」

すぐさま返信が来た。
「言ってなかったのかな。ごめんなさい。」

よしよし。分かればいいのだ。
お詫びに何か買ってもらおう。

パパが参議院選挙の候補者会議とやらに呼ばれた。

帰ってくると、
ねえー、聴いてよー。候補者の愚痴を正直に話したら、先輩議員から大丈夫?って電話かかって来た。なにをしゃべれば良かったんだよー。

愚痴い?
あのねえ。
全国からわざわざ全員集めて話そうってんだから、お互い元気出して行こう!って趣旨に来まってんじゃない。
なんで愚痴なの。

だって事前に大門議員にも聴いたけど、「愚痴を言い合えばいいんだよ。」って言ってたし。
民青の専従みたいな人がいっぱいで、候補者らしい話が多かったし、
ちょっと違う話の方がいいかなって・・・。

大門議員・・・。あなたの面白い語りなら、愚痴でも元気が出たかも知れませんけどね・・・。
新米の候補者には、一から正確に教えて欲しかった・・・。

早朝から、鼻息の荒い役員たちは総出で動いていた。

7時半に集合のところ、7時29分に集合場所に到着した私は、おやつとジュースを既に積み終えて、走り去る副会長のワゴンの後ろ姿を見送った。
はええ。

あてがわれたテントの中に、入るだけのパイプイスを並べ、一番後ろに長机を出して、私は副会長と体育委員と並んで、真ん中に座った。

まず、リレー選手の確保。
リレーは一番盛り上がる種目で、一番選手の確保が難しい。5人の年齢の合計が、男子は200歳、女子は160歳になるよう、電卓で、何度も足し算した。
カンペキ!!

玉入れリレーが始まった。
腰が痛いというSさんに無理して出てもらった。
お願い!!
恥かくやんかー。
恥じゃない!目立ってきて!
しゃあないなあ。
ありがとう!

綱引きが始まった。
体格のいい、副会長が立ち上がった。
任しといて!!勝つ気で行くわ!

アッサリ負けた。
相手チームには、もっと体格の良い私の友人が小躍りしていた・・・。
あれには・・・。

会長さん!ムカデリレーがひとり足りひん!
ウソ。さっき工面したのに。逃げられたか。パパ!ムカデ!
「よしきた!」
パパはゼッケンを付けて集合場所に走っていった。
便利なパシリやわ。

弁当屋から電話が入った。
70個の弁当だ。
会計さん!払って!

チケットは私が受け取るから、
寿司、和食、洋食と言われた数を袋に詰めて、
お茶を添えて渡してね。
寿司3こ!!
和食1こ!
洋食5つ!

会長さん、来てない人の分はどうします?
うっ。家に届けてきて。

会長さん、3つ残ってます。
はあ~。電話するわ。
「ちょっとー。ほかの人が食べちゃうけど、いいんだね~?」
全く。町費使って買うたのにい。

65歳以上の玉入れ集合のアナウンスがあった。
「玉入れですよ~!早くみんなで出てくださ~い。
ちょっと~。せっかく来たんだから出て下さ~い。
子どもはダメ!65歳以上!」
テント横の通路は、続々と玉入れに出るお兄様お姉様たちでいっぱいになって来た。
「こらこら、○○さ~ん。早く玉入れ~。」
○○さんは、なにか一生懸命私にしゃべっているけど、いっぱいの人で聞こえない。
「早くう。○○さ~ん。」
人がちょっと途切れた。
○○さんは、半泣きで、
「私、64歳なの。」

え。

えへへ。ごめんなさい。大勢の人の前で年の話しを大声でしました。

全種目、棄権なしで楽しく運動会は終わった。
もちろん、成績なんて、上位のはずがないけど全然いいのだ。
みんな楽しく一日を過ごした。
私も満足。

しかし、驚くべきことが。
パパのブログに、
「町内会長として奮闘しました。」の記述が。

えーと。あのー。
あなた、今日、ムカデに出ただけだよね。
奮闘??
まあいいか。
パパもお疲れ様!

(※10月の話です)

 


長男の誕生日に、ケーキをおうちで焼きました。
私はお菓子づくりが心から苦手で、
(頼むし勘弁して。)
という気持ちなのですが、
長男は、「お誕生日はママのケーキ食べたい。」と言うてくれて、
(泣く泣く)つくりました。
久しぶりすぎて、
ハンドミキサーが箱の中になくて、探し回ったり、
コーンスターチがなんなのか忘れていて、片栗粉を入れそうになりました。
溶かしバターを入れようとしたら、20グラムしかなくて、
近所の家をピンポンして、50グラムもらいました。

息子たちは、「おいしいおいしい」と食べてくれました。

パパも、私が苦労してつくったのが分かるらしく、
ハンドミキサーや、小麦粉を見て、
「頑張ったなあ」
と言ってくれました。

久しぶりに

2015.11.02


先日は久しぶりにパパと二人で出かけました。
フェルメールとオランダ風俗画展。
フェルメールは、学生のときに二人で初めて観た「真珠の耳飾りの少女」が印象的で、
来日する度に観に行きます。

残念ながら二人の息子は「フェルメールこわい」と言って、一度観たきりついて来てくれません。
小学生に、絵画鑑賞は早いのでしょうかねえ。

子どもたちの運動会の日。
私の勤務する職場でも健康まつりがあった。
毎年同じ日に重なり、困っている。

特に今年はパパが候補者活動でいないのが確実で、私はいつもパパに押しつけていたビデオ係をしなくてはならない。子どもたちは、自分の出番は見れないからと自分を撮ってもらうのをせがむし、翌日にビデオを観て大喜びする。私はのんびり観戦したいけれど、そんなに喜ぶなら、苦手な機器の操作も頑張ろうじゃないの。

大声で応援しながら、となりの保護者と談笑しながら、久しぶりに会うママ友達とあいさつしながら、私はビデオを撮り続けた。

そこへ、支持者と出会った。
「健康まつり、あいさつに来る?」
いやいや。とても行けへんわ。
午前の終わりにリレーを撮って、午後の始まりに応援合戦や。
太郎君、応援団やねん。お豆みたいにちっちゃいのに、はちまき締めて応援するねんて。かわいいなあ(笑)。
「オレ、今から健康まつりに行くし、良かったらあいさつに来てよ。みんなに紹介するで。顔もつながるよ。」
へっ。

私、候補者ちごて嫁やで。嫁に会うて喜んでもらえんのかなあ。

まあ。お昼ごはんは食べる時間がなくなるけど、行ってみようか。
私が行って、一票でも増えるなら嬉しいし、
職場のみんなも出店で奮闘しているだろうし。

急いで運動場を出て、公園に出かけた。
盛り上がってる。盛り上がってる。
「大河原さーん!」
声かかるかかる。

ありがとうございます。

皆さんで、戦争法廃止しましょう。
国民連合政府、夢のようですね。
大河原の妻です。お世話になります。
えっ。私が妻なの知らなかった?やだあ。名刺もらって。

なんだか、私まで、たすきをかけている気分になった。

お祭りって、たくさんの方と出会えて、それだけで元気になるもんですね。
行って良かった。

太郎君の応援合戦見逃したけど。

ゴメン。

地域の方から

2015.10.19

地元の共産党支部主催の懇談会に夫婦で呼ばれたときのこと。
地域の方からプレゼントをいただきました。

別に用意してた訳じゃないけど、来る途中に安かったから(笑)。
と率直に言われました。
十分嬉しいです。

通知簿

2015.10.13

通知簿をもらう日。
前日の夜は、二人とも楽しみにしていると話してくれた。

午後4時。
長男は、なんだか沈んだ調子で帰ってきた。
両手で、通知簿を入れた封筒を持っている。
「ねえ。通知簿どうだったの?」
「フツー。」
感動のない返事が返ってきた。

「よくできるがいっぱい!良かったね!」
長男「・・・ジュルジュル(ゼリーをすする音)。」

さては、思ってたほどにはできなかったか、もしくは友達との「よくできるの数」競争に負けたな。

続いて次男が帰ってきた。いつもと全く変わらない様子でニコニコしている。
「オレ、がんばろうがなかった!」
「・・・。」
目標ひく。

ママがうるさく言わなくても、自分で勉強しているあなたたちを知ってるよ。
ママが夜にPTAや町内会に出て行くときも、時間を守って8時に寝ているのも分かっているよ。
自分から代表委員に立候補したのも、投票で選ばれたのも聞いてるよ。
真面目に楽しく学校へ行ってるんだもの、良い成績だと分かっていたよ。
ママは十分満足しているよ。

と精一杯ふたりに言った。
通じたのだろうか。

夜、子どもたちが寝たあと帰ってきたパパに、通知簿を見せた。
「次郎君!あんなにリコーダー吹いてるのに、音楽、よくできるじゃないのか。報われないなあ(笑)。主要教科、こんなにできるのかあ。もっとアホだと(笑)。」
「太郎君、誰かに負けたんだな(笑)。負けておもしろくない相手って誰だろうなあ。あの子かな?女子かなあ。」
こらこら。言いたい放題じゃないか。

それでも翌朝、パパは子どもたちに、
「成績良くて、パパも嬉しかったよ。」
と声をかけてくれた。
ほっ。

先日、八木町にパパが行ったときにいただいた栗です。
茹でて子ども達といただきました。

珍しい食べ物に子ども達は大喜び。

戦争法案が強行採決されようとしている日の夕方、うちの町内ではお通夜があった。
ご近所のおばあちゃんが亡くなったのだ。
にわかに私のまわりは慌ただしくなった。

仕事が終わってメールを見ると、副会長から何本もメールが来ている。
セレマで受付やって欲しいって。
チョウキ持ってきてって。
供花出費しなあかん。
至急回覧回しといた。

チョウキってナニかな。
受付ってなにすんねん。
何分前に到着すればいいんだろ。
喪服どこ行ったっけ。
夕ご飯、何時に食べさせたらいいんだ。
子ども、連れていこ。
パパは・・・来れる訳ないな。

家に近づくと町内のお姉様たちが、早速話しかけて来た。
会長さんご苦労さんやなあ。
今日は何時から行くんえ。
7時ちょうどに行くのもなんやし、私らはちょっと過ぎてから出るわ。
まだ79歳やって。まだまだ若いのになあ。

え。

夕方6時半。
おーい。子どもたち、上から下まで、黒っぽい服を着て下さい。
え~。クロ?ないよ~。
サッカー選手を目指す子どもたちは、普段から結構派手なスポーツウェアばかり着ている。子どもたちに選ばせても、黒やグレーは、「地味な色」。オレはもっと派手な方が好きだな。と良く言う。
何とか黒っぽいシャツを着せたが、二人とも胸に大きく「PUMA!!」と赤いロゴが入っている。
どうしようもない。
ママあ。パンツも黒いのはくの?
次男が真っ赤なパンツと真っ青なパンツを両手に持って困っている。
パンツは見えへんしいいわ。
ママあ。スニーカー雨で濡れて履けへん。
しょうがないな。クロックス履いてちょうだい。

私は喪服を探し出した。
うっ。肩パットが入ってる。これ、着てもいいんかな。
なんと。数珠がない。
うそ。黒のストッキングがない。
しのごの言ってたら遅れる。数珠がなくてもお悔やみは言える。黒のタイツをはけばよろしい。
出発だ。

よっこらしょ。
町旗に手をかけた。ぐきっ。とんでもない重さだった。
持てへん・・・。
外は運悪くどしゃぶり。
もう~。どうすんねんんん。

そこへパパが慌ただしく帰ってきた。

パパ~。会いたかったよ~(泣)。
よく帰って来れたね。
法案はもう強行されたの?
「多分強行されると思う。けど、深夜だろう。河原町で演説してから帰って来た。」
助かるう。町旗持ってきてよ~。めっちゃ重い。
「よし。クルマ出すよ。」
ありがとうおおお(泣)。

お通夜は、町内の組長が勢揃いし、明るい笑顔の故人の写真を囲んで、みんなが悲しみに包まれた。

私は、子どもがお坊さんのお経に合わせてぐるぐる首を振るのと、壁際の鏡にニターと笑いかけるのが、気になって、気になって、受付から小さな声で「これっ。これっ。」と子どもに注意していた。

お通夜が終了し、子どもが眠ってから、戦争法案の強行採決を見た。
許せない。覚えおれ。

慌てたり、焦ったり、悲しんだり、怒ったり、忙しい一日だった。

洗濯クズ

2015.09.28

やられた!
次男の仕業だ。

洗濯機のメロディがなったのでフタを開けたら、洗濯物に紙クズがいっぱい付いていた。

「ちょっと来なさい!!
ママが忙しい中洗濯したのに、も1回やり直しでしょ!!
いっつも洗濯機に入れる前にポケット見てって言ってるでしょ!!
何回言ったら分かるの!!
自分で洗濯して下さい!!」

次男は目に涙をためて、「ハイ。」と言った。

全く。
次男はのんびりした、よく笑うかわいらしい子どもだが、よくポケットにティッシュを入れたまま、洗濯機にズボンを放り込む。
小さいときは紙おむつをズボンごと放り込まれ、大惨事になった。
小学校の低学年なんだから、まだまだ許されるのだろうが、ぱんぱんになったクズ取りフィルターを掃除して、もう一回洗濯をやり直すのは憂鬱だ。

でも怒りすぎたな。

数日後、パパのシャツにアイロンを置いていると、トンでもないことに気づいた。

胸ポケットに、紙クズが詰まっているのだ!

おまえか!!

許して。次男ちゃん。
ママが・・・いやパパが悪かった。

パパが泊まり込みで北部に活動に行くと言ったときのこと。

「ちょっとー。長くおうちを空けられると困るんだよねえ。」

パパは、得も言われぬ笑顔になり、
「あんまりおうちに居ないのに、やっぱり泊まりは寂しいの?ありがとう。」

「えっ・・・。もちろんやで。なにかと困るよ。ご苦労様だね。」

パパは笑顔で手を振って出ていった。

月曜普通ゴミ、火曜プラゴミ、水曜カンビンペットボトル。ゴミ捨て担当がいなかったら困るんだよねえ。

(子どもに行ってもらいました)

パパが北部から贈り物をもらって帰って来た。

お米だ。
パパへの激励が一杯貼り付けてあった。

子どもと一緒に声を出して読んだ。

安倍政権の横暴を何としても止めたい。共に頑張ります。
決意していただき、本当にありがたいです。
若き弁護士、期待しています。
国会へぜひ。お願いします。

胸が熱くなった。

オレの部屋

2015.09.14

二段ベッドを購入した。
子どもたちが欲しいと言い出したのだ。

どうやら、夏休みに山形の広い座敷にいとこたちだけで寝たのが、楽しかったらしい。子どもだけで過ごすことが楽しいなんて、大きくなったものだ。

毎日子どもたちは、カレンダーに書いた配送日を眺めて、うきうきして待っていた。

配送日。
学校から帰った子どもたちは、喜んで喜んで、二段ベッドの上から床に何度も飛び降りた。
早速布団を敷いて、「オレの部屋」ができあがると、「キャプテン翼」を読み始めた。
上段にいる次男は、明かり取りの窓がすぐ近くにあることに喜びの声をあげた。
キレイに拭き掃除をして、がらりと開け、「おおーい」と外にいる人に声をかけた。
アホ次郎・・・。
たまたま来た友達にベッドを見せた。
夕食が終わると、いそいそとベッドに戻り、上と下で、おしゃべりしている。
お風呂をせかすと、そそくさとお風呂に入り、さっさとベッドに入った。

ラクやなあ。勝手に寝てくれる。
パパが帰宅した。

「ベッド来た?」子どもたちが箱の中でぐうぐう寝ているのを見て、
「ベッドにこんなに喜ぶのかあ。かわいいなあ。」
とつぶやいた。

数日後。

次男が大切にしている「オレの部屋」にパパが寝ていた。

慎重な人

2015.09.10

パパは子どもの時から、慎重な人だったらしい。
連れて行かれたのが、デパートの「たち吉」の時などは、
食器を割ってしまうんじゃないかと心配して、なかなか歩けず、「固まっていた」と義母から聞いたことがある。

すごい雷が夕方から鳴り始めた日のこと。
断続的に激しい雨も降ってきて、(次男は濡れて帰って来るだろうなあ。)
と気になりながら家で待っていた。

すると電話が鳴った。
学校からだ。
「お母さんですか。次男君が帰れないって言ってます。どうしますか。」
「すぐ行きます。」
私は、次男の長靴と傘をエコバッグに突っ込んで、長靴を履いて学校に走った。
次男が、先生と並んで、校門の方を見ながら私を待っているのが見えた。

「雷が怖かってん。傘は昨日使っちゃって置き傘がなかったから、傘を借りて帰ろうと思ったんやけど、傘に雷が落ちても困るし。固まってたら先生がママに電話してくれた。」

誰かによく似た慎重な子どもだ。
でもママと一緒に歩いても、雷は落ちるかもよ!

 

スーパー

2015.09.07

9月1日。
うちの近くで阪急オアシスがオープンした。
特に買うものはないが、長男と二人で見学に出かけた。
すごい人出であった。

「すごい人ですねえ。」
私は、ちりめんじゃこを売っていたおばちゃんとちょっとしゃべって、一升298円のじゃこを買って、帰ってきた。
パパや知り合いに「阪急オアシスすごい人やったで。あれはしばらく行けへんわ。」
と言った。

2日後。
出勤すると、ボランティアさんが私に声をかけてきた。
「ねえ。阪急オアシス行ったんやって?」
そんなことまで!

長期宿泊

2015.09.03

長男が4泊5日の長期宿泊に出かけた。
「山の家」に5年生70人全員で泊まり、テントをはったり、魚つかみをしたり、市街地に住む子どもたちに取っては、6年間で一番楽しい思い出となる行事のようだ。

長男も数日前からそわそわして、既に準備の済んだ持ち物を確認したり、牛乳パックが必要だからと大量に牛乳を飲んだり、しおりを私に見せて、泊まる部屋を教えてくれたり、ニコニコしていた。

私は不安だった。
長男のことが、ではない。

私が長男なしに4泊も眠れるかと言うことだ。
毎日ベッドで、こどもと本を読んで、話をしたり、手をつないだり、脚をマッサージしてあげたりして、寝る前の時間は至福の時なのだ。

手紙にも書いて持たせた。
「小さく産まれて、ガリガリの赤ちゃんを育てていけるのか不安で、ママは保育器の前で泣きました。小さい赤ちゃんは、敏感で、なかなか眠らず、ベビーカーやベビーベッドも気に入らず、毎日困りました。でも、つまり、何にでも良く気がつく、感受性の豊かなこどもだったのですね。今はあなたに優しい言葉をかけてもらい、お手伝いも進んでやってくれて、勉強もスポーツもやる気にあふれているあなたに、幸せをもらっています。早く帰ってきて下さい。」

私は、昼間仕事から帰ってきて、ひとつだけ長男のランドセルが玄関に置いてあるのを寂しく思った。大きなリュックが重そうで、手伝おうかと声をかけても、「自分の荷物だから」とひとりで背負っていった長男の今朝の姿を思い出した。

ああ。今頃はみんなでお風呂に入って、布団をひいているのかな。

翌日のこと。
パパが、「ボク、今日お泊まりの仕事。」
と言った。
「ああそうなん。いってらっしゃい。」

私は、いつ帰るの?とも、どこへ行くの?とも聞くのを忘れた。

あらゆるものが手元で誰でも簡単に手に入る不思議な時代に、
もっと不思議な世界がここにあった。

町内でまず、地蔵盆の寄付を集めて回る。
振込ではない。

全員が寄付をする訳ではない。
お商売をしているところは、ナゼか高い寄付を毎年設定されている。
だからといって、みんなそこでモノを買うわけではない。

ご家庭では、大抵が3000円の寄付をくれる。
「いくらでもいいよ」とあらゆる人が言うのに、1000円のところは「え??」って思われる。

70軒の世帯が二日間飲み食いするお菓子や飲み物を買い出しする。
とんでもない量なのに、クルマを出せる人がいない。
ほとんどが60歳を超えている。

当日は朝から設営をする。
役員でもないお兄様、お姉様たちがお地蔵さんの前を譲らない。
「花が前で、ご飯が後ろだな。」
お地蔵さんにエプロンをつけたがる。
どうぞ。

子どもたちは、ゲームはできない。
カルタだ。お絵かきだ。

大人たちは夕涼み会をワクワクして待っている。
見たことのない方が夜になるとどんどん集まる。

町会長の私は飲み物を配る。
「ぬるくなるから、どんどん出さんといて。」
「乾きものはないから酒が進まんな。」
「ノンアルないの。」
文句を言われる。
コンビニに買いに走る。

家庭福引きは、全部300円前後のラップやゴミ袋、洗剤だが、
一喜一憂する。

こどもは自分のおやつととなりのこどものおやつの違いに敏感になる。
低学年はクオカードを喜ばない。
クオカードの落とし物が出る。

パパはいい気分で、お兄様とお姉様たちのとなりに座り、町籍簿を片手に、顔を知らない方々の話を教えてもらっていた。

テントを撤去したあと、これまた不思議なことが起こった。
福引きと男性用寿が余った。
ナゼ?
受け取りに来たくない人いる??
必要数は何度も数えた。

お手上げだ。
福引きは、福引き券をなくした人にも引かせてあげたし、
今日は来れないからと組の役員が引いた人もいる。
撤去を始めてから受け取りに来た人のチケットはゴミになった。
券も記憶も正確でない。

パパは、「ボクが調査します。」
と券をあるだけ持って帰った。

頼もしいが・・・無理だろ。

 

御膳

2015.08.27

地蔵盆のお膳を作るのが、地蔵盆での町内会長の大きな役目のひとつらしい。
ああああ。
私はお料理が苦手なんだよお。

「二日とも違うものを出してね。」
「精進料理だからね。」
「去年私も頑張ったよ。」
「ご飯はいっぱいこに盛ってね。」

朝から私は張り切って作った。
子どもたちの朝ご飯は作る時間がなくなったので、コンビニへおにぎりを買いに走らせた。
子どもたちは大人がテントを建てている横で、楽しそうに並んで、納豆巻きを食べていた。

むむ。地蔵のご飯を作って、我が子の朝ご飯は作らなかったのか。

まあいいか。

パパは、なんとか形になった盆を見て、
「お膳作るの大変だったね。お疲れ様。」
と言ってくれた。

前にも書いたが、今年は町内会長だ。
私がくじで引き当てたのだ。
すごいくじ運だ。
この調子で選挙も当たりたいものだ。

先日も、地蔵盆の相談だった。
レジメは朝パパが作って出ていった。
夕方京丹後から帰ってきてパパは、乳剤の薄め方を読みながら、紙コップを5組分作った。

近くのセンター。
組長の子どもたちとうちの子は親より先に来てトランプを始めた。
子どもたちを遣って長テーブルをロの字に並べる。

地蔵盆には、壬生寺のお坊さんを頼む。
京建労がトンカチを教えてくれる。
学校に出入りしているお母さんが、アコーディオンを弾いて歌ってくれる。
謝礼はいくらだろう??
夕涼みはどんだけビール買ったらいいんだろう??
景品って、一度に買ったら、とんでもない量になって、車でも運べない。
どうしていたんだろう??
クイズって、去年は、町内会長夫婦の体重の合計を当てるクイズだったが、今年はそれ嫌だなあ。
「寿」って、お年寄りに何を差し上げたら喜ばれるのだろう??
「寿」って、60歳以上??町内の半分だろ。お年寄りじゃないやんか!

「おとそく」って何だ。
お地蔵さんに供える餅のことらしいが、なんで、「もち」って言わないんだ。

家にお茶を抱えて戻ると、乳剤をあちこちの組がさっそく撒いているのが、見えた。
町内は居心地がいい。
パパは「お疲れ様あ。」と言って回っていた。

パパもお疲れ様。

山形県

2015.08.20

夏休みを取って、パパの実家の山形県に帰りました。

実家のまわりは田んぼが広がって、気持ち良い風がふいています。
パパのいとこやお父さんお母さんとお墓詣りにも行きました。

パパを支援する山形の会にも呼ばれました。

地蔵盆

2015.08.17

町内会長のパパは、私と一緒におやつ券のはんこを押した。
居間にいっぱいになったおやつ券。

うちの子ども達も夏の一番の楽しみだ。

三度目の帰宅

2015.08.06

パパが夕方6時半に帰って来た。
夕食を家族で食べたが、不思議な感覚だった。
何故だろう?
パパが、宿題をしながら私に話しかけて来る次男に、
宿題先にやっちゃいなよ。と諭している。
珍しい光景だ。
明日朝のご飯の支度をしようと炊飯器を見ると、既にタイマーが設定されている。
「パパありがとう。」
日焼けしたパパが、今日は暑かった!と楽しそうに話しかけて来る。
お疲れ様だねえ。
と返事をしながら、違和感が消えない。

夜は8時。
私と子どもたちの寝る時間だ。
電話が鳴った。
実家の母だ。
パパが出た。
「あれ。としたかさん。こんな時間に帰ってんの?」

ああ。分かった。
パパが平日の夜に家にいるのがおかしいんだ!
結婚してからパパが平日夕方に家にいたのは・・。
一度目は歯医者さんに行くといって慌てて帰って来た五年ぐらい前。
二度目は数年前、「結婚してから平日一緒に過ごすの私の記憶では二度目だけど、あなたは記憶ある?」「ないなあ」と話したから覚えている。
今日は三度目だ。
結婚して14年。
平日の夕食を一緒に過ごしたのが三度目。

忙しいパパ。
体に気をつけてね。

四度目はいつかなあ。

 

ゆかり

2015.08.03

梅干しと一緒につけたしそを、フードプロセッサーでくだいてゆかりにしています。
一年間、このゆかりで子ども達はご飯を食べます。

この日、パパの仕事は少なく、おうちで半日ゆっくりできました。

外灯

2015.07.30

夜8時。
長男が寝室のカーテンをきっちり閉めた。
「オレは明るかったら眠れへんのや。」

お隣もお向かいも外灯をつける習慣があるようだ。
密集したうちのまわりは、外灯の光も窓から入って来て、夜8時でもほんのり明るい。

次男「うち、外灯つけへんの?」
私「つけへんで。」
次男「たまについてるやん。」
私「それは、ママが帰りが遅くなるとき、パパが点けといてくれるんや。」
次男「なんで外灯って点けんの?」
私「夜に帰ってきて、鍵が見えへんかったら困るし、防犯対策にもなるし。」
次男「じゃあ今、外灯点いてんの?」
私「ついてへんで。」次男「なんで。」
私「電気代もったいないやん。」
次男「そんなん、パパかわいそうやん。夜遅くまで頑張って働いてんのに。」
私「・・・」
次男「ママ。あんまり節約すんのは良くないで。」
私「・・・」

次男が正論だ。
パパ毎日遅くまでお疲れ様。
たまには外灯点けときます・・・。

夏祭り

2015.07.27

今日(日曜日)は子どもの小学校の夏祭りだ。
私は水遊びの担当だ。
カレー作りを手伝いながら、校庭の一角に家庭用プールを用意しておき、水をためて、ホースやバケツで、子どもたちに水をかけてまわるのだ。

ふっふっふ。私は去年「水かけばばあ」と異名を取ったのだよ。
楽しみ!!思い切りかけまくるぞ!!

朝8時。
まな板と包丁、エプロン、三角巾準備OK!
炊飯器はうちにはなぜか2コある。持って行くのだ。名前も書いた。準備OK!
カレーの器とスプーン準備OK!
マリンシューズとバスタオル準備OK!
水着は着ていく!

私は自転車の前にも後ろにも旅行に行けそうなくらい荷物を積んで、同じく水着を着た子どもを連れて家を出た。

汗だくで到着。ラッシュガードは暑いわ。みんなも家庭科室で、実行委員長の挨拶を待っている。
さあ!水着の上からエプロンとはおかしな格好だが、許してもらおう。

うそー!!ない!!ない!!
私のエプロンが!!
はっ。あまりにも荷物が多くて、まな板のたぐいを入れたバッグを玄関において来たのか!!と言うことは、カレーを食べる器もないやん。
ああ~。もうどうしよう。

そこへパパが現れた。
ああ。どしたの。今日は府党会議やんな。早く行きなよ。

「有子ちゃん。これ、忘れていったやろ。」

なんて優しいパパ。
さっき私が玄関において出たバッグをもってきてくれた。
助かった!!
ありがとう。パパ。

夏祭りは500人の参加。水遊びも、ザバザバ水をかけてかけられて、子どもたちの歓声が校庭に響いた猛暑日だった。

リコーダー

2015.07.23

子どもがリコーダーを練習している。
熱心でいいのだが、ヘタなのを聞かされるのでつらい。

長男は、「アイネ・クライネ・ナハト・ムジーク」、次男は「ぶんぶんぶん」。

特に次男は「オレ、リコーダー好き!」なようで、ヒマさえあれば吹いている。
夕方4時半。遠くからリコーダーの音が聞こえてきたら、次男が自宅に帰ってきたしるしだ。家に入って手も洗わずにリコーダー。アイスを食べてリコーダー。近所の子どもとスケボーに乗りながら器用にリコーダー。宿題の合間にリコーダー。夕食後、寝るまでにひとしきりリコーダー。

長男は、「いい曲や!」と練習しながら、CDでもリピートボタンを使って「ナハト・ムジーク」を聞いている。

(ヘタな)リコーダー二つと、CDの音。耳がバラバラになる。

夏休み前。
「もうすぐテスト!!」と子どもたちは、気合いが入る。

三連休で久しぶりに夕食後にパパがいるので、ぼやいてしまった。
「夏休み前にテストがあるから、毎日これだよ。」

「え??まだ夏休みに入ってないの??」

パパ・・・。夏休みに入ったかどうかも分からないの・・・?
パパには夏休みはないものね・・・

パパは、平日は弁護士をして、活動は主に土日にしている。

先日も綾部市と福知山市を挨拶して回った。
身内の集まりだったので、結構つっこんだ質問が出たと笑っていた。

「奥さんとはどうやって出会ったんですか。」
「なんで合唱団に入ったんですか。」
「なんで山形から京大に進学したんですか。」
「どんなお父さんなんですか。」

政策とは関係ないじゃないか。
どうしてそんなことを聴きたがるんだ。

パパ曰く、
「政策はどっかで聴いたような話じゃないか。街頭とかでしゃべりまくればいいんだし。」
と返された。
はあ・・・。そんなもんかいな・・・。

その中に、「共産党だと素性を明らかにすることに抵抗はなかったんですか。」
と聴いた女性がいらしたらしい。

分かります。分かります。
私も、学生の時から始まって、保護者会や、PTAで、どうやって共産党の話をリンクして話したらいいのか、悩んできました。

趣味の話、クラスの問題、担任の先生が意外に良かった、子どもが勉強しない、旦那の稼ぎが悪い、その服どこで買うた?・・・。私は人とお話するのは好きで、楽しめるのですが、誰彼構わず、共産党の話ができる訳ではありません。
ところがどっこい。立候補表明をしてから、私には、向こうから、政治ネタが振られて来るのです。
「ポスター見て、びっくりしたわ。」
と。

「そうやねん。私も大変やねん。私かて戦争は嫌やし、原発も怖いし、消費税は払いとない。でもうちのパパが候補者になんのは決意がいったわ。参議院選挙が終わったら憲法を変えよう言うたはんねんて。うちのパパで役に立つならよろしくお願いします。」

「え!憲法変わんの?知らんかった。」となり、
あっという間に政策が語れてしまう訳です。

またさらに。
こっちが明らかに共産党だと分かると「隠れ共産党支持者」が、嬉しそうに話しかけてきてくれます。
「私ずっと共産党なんですよ。夫が京建労に入っています。」
「うちずっと共産党を応援してきたんや。うちの家族4人は倉林明子さんが市会に出てからずっと入れてる。」
「大河原さんって、ほんまに残留孤児とか原発訴訟とかしてんの?うち共産党やねん。」

どんだけ共産党支持者がいるんや。

私のまわりだけ見ると共産党は与党みたいです。

うちの子どもたちは、小学生だが、幼い。
年長から精神年齢が変わっていないように感じる。そんなことはないんだろうが。

ある日の話題も、
「今日のご飯なに?」
「サンガ弱い。」
「明日の陸上、行けるかなあ。」
「オレ、プールでターンの練習してるで。」
「ママちゃん、足もんでよ。」
「オレの今日のシュート、すごかったで。」
「ママちゃん、大好き。」

がほぼ全部だ。

私は子どもが甘えてきても、全然構わない。
時期が来れば、必ずママから離れていくのだし、無理に私から突き放そうとは思わない。

パパも幼い。
タブレットで、サンガの試合を観ながら、
「うおー!!」と叫んでいる。
なんで叫ぶんだ。

「子どもたちって、熱中し出すと返事もしないよね。」って、
アンタもや。

「工藤と安藤が松本山雅に移籍したって、もう言ったっけ?なしだよなあ。」
ああ。もうサンガネタはいいよお。

それより!!私のママ友の話聴いてよ!

パパと私の読書の趣味はだいぶ違う。

でも、彼の机の上に何気なく置いてある本を借りて、ざっと読んだら、おもしろかったので、先に貸してもらうことにした。
「ええっと。「アリババの陰謀」を貸してくれるかな。」「いいよ。」

数日後、「マシアス・ギリの失脚」(池澤夏樹著)を貸してくれた。

よく分かったね。
想像力があるパパ。
ありがとう。お先に。

パパが丹後入りしたときにもらって来た花束です。
候補者になってから花束をいただくようになりました。

これは花屋で購入したものではなく、支持者のお庭で育てたお花だそうです。
台所に生けています。

長男が熱を出した。

仕事は、正直休むのに気が引ける。みんなの努力で、休む権利が保証されているが、休んだ人が出ると他の人たちがその人の分まで働かねばならないのは言うまでもない。

長男は小学5年生で、自分のことはしっかりできるし、私のことも良くわかってくれる。お昼ご飯を職場に食べに来てもらうことにした。

お昼休憩に入ると、長男が窓口付近にやってきて、おとなしく待合に座っている。職員は、心配しながらも、
「あらあら。どっかで見た顔だと思えば(笑)。」
「んまあ。ポスターと同じ顔だわねえ。」と声をかけてくれた。
「ねえ。パパがポスターになるのってどんな気持ち?」
「立候補するって子どもさんは理解してるんですか?」
「サッカーってパパが好きだから始めたの?」

こらあ!学校休んだからここにいるのに!

 子どもたちは、毎朝、新聞を郵便受けに取りに行くのが日課だ。
8歳の二男は熱心に新聞をチェックする。スポーツ欄は見逃せない。しかし、彼には別の目的がある。パパの写真を探すことだ。京都民報は彼の一番好きな新聞だ。あちこちにパパ。

「ここにもパパ!またパパ!」なんてかわいい子どもだろう。
 今日は書道に使う古新聞を学校に持って行くと言う。ごそごそと古紙回収の袋を探っているので、もしやと思ったら、ごっそり京都民報を手に持っていた。

「ねえ。そんなにたくさん新聞がいるの?」
と訊いたら、
「忘れた子にもあげるねん。」

そうか。優しいね(?)。

それは誰?

2015.06.29

ポスターがあちこちに貼り出されてから、私に直接声をかけてくれる人が結構いる。
珍しい名前にすぐ私の家族だと分かるようだ。知人は、「自分の行くところ先回りして貼ってあるのかと思うぐらいあちこちに貼ってある。」と言っていた。

子どもと一緒に下校していると、通学路にもパパが笑っている。
「あっ。あれ、大河原くんのお父さんやろ。ぼく知ってんで。」
ああ。ありがとう。子どもは素直でかわいい。
「すごいいっぱい貼ってあるやろ。この間、九州へ旅行したときにも見たで。」
「??」「いや、パパのポスターは京都府にしか貼ってないねん。」
「でも、九州で見てん。」
「・・・。」
ありがとう。似たような顔の候補者が九州にいらっしゃるのかな。

先日は私の友人に声をかけられた。
「大河原さん、山科駅で宣伝してたよね。」
え?「パパは京都選挙区やから、京都府下中、あちこちで宣伝したり挨拶したりしてるわ。山科駅にも行ったのかなあ。」
「違う違う。奥さんよ。山科の駅前で宣伝してたでしょ?」
「???」
私は共産党員なので、宣伝はしないと言うわけではないけど、朝は出勤するし、子どもが夕方からおうちにいるので、夕方宣伝にもずいぶん行っていない。
「私は今のところ支持者の前でしゃべったりはしたけど、駅前の宣伝をしてないわ。」
「あれえ。大河原さんやと思って、頑張ったはるなあって思ったんやけど。」
「・・・」
ありがとう。応援してくれている気持ちは伝わってきます。

しかし、その方たちはいったい、誰でしょうね。

勝手な集まり

2015.06.26

 6月20日のみやこめっせの集会が終わったあとに、「大河原弁護士を励ます山形県人の勝手な集まり」とやらに呼ばれた。
 私は、子どもたちも連れて会場に出かけた。

 パパは山形県出身なので、同じように山形県出身で京都在住の支持者の方が、「山形つながりで、集まって騒ごう」いや、「山形出身の大河原くんを応援してやろう」という趣旨のようだった。

 全くお会いしたことのない、お兄様とお姉様がほとんどであった。驚くことに、パパと、高校が同じ、高校も大学も同じ、という方が何人も。そんな人が何人もいるなんて。正直言って、とっても個性的な方々であった。

 ひとりひとり、自己紹介をしたのだが、どこまでもローカルネタ。自分の住んでいた地域の名前を出しても、みんな「知ってる。知ってる。」「となり町。」グーグルマップで「ここ。ここ。」パパの親戚の名前まで出た。近くに三菱の鉛筆工場があることもみんな知っていた。

 さらに、山形は全く関係ないけれど、私とパパが出会った京大合唱団のつながりの方までちらほら来てくださった。私と同じ京都女子大学の出身の方もいらっしゃった。
 京大合唱団の方は、鍛えられた喉で、舟歌を歌ってくださった。お酒を飲みながら、目の前で歌ってもらえて、その場がなんの場か忘れて、全員がうっとりなった。
 最後には何と、私とパパを入れて「遙かな友に」を歌った。
 パパの方から不協和音が聞こえたような気がしたけど、気のせいだよね。

 もちろん、「自民党、民主党って聞いたことはあったけど、共産党っていうのもあるんですね。」とおっしゃるようなご婦人までいらっしゃった。美しいご婦人で、どう見ても私の母とは違う方に見えたが、私とハグしてくださり、「娘です。」と笑ってくださった。

 皆さん、共産党とのつながりはまちまちだったが、「戦争は嫌だ。」と口々にしゃべられた。そうだ。普通に戦争はみんなやりたくないんだ。

 数日後。
 数年来見たことのない京大合唱団の同窓会通信が送られて来た。もちろん同窓会費振込書も。
 すぐ入会したのは言うまでもない。

嬉しい気持ち

2015.06.25

 みやこめっせの前になるが、先日、女性の活動家の集まると言う集会に呼ばれて出ていった。私は日本共産党に入党して15年ほど経つが、女性団体の幹部になったことはない。ほとんど知らない人の中でしゃべったのだが、みなさん興味を持って聴いてくれたくれたのに驚いた。
 パパも熱心に日本共産党の活動をしてきたが、京都の中で誰にでも知られているとは言えないので、パパのプロフィールに多くの人が興味を持ってくれているのだなと皆さんの好意を感じた。自由に楽しくしゃべり、私も有意義な時間を過ごした。

 皆さんが大笑いしていたのは、パパが立候補を要請された時の話だ。
 私は、「めんどくさ。断っといて。」とパパにお願いし、それでもしぶとく自宅にまで渡辺和俊府委員長と倉林明子参議院議員がやってくると聞いて、「めんどくさ。家掃除しなあかんし。」と承諾した、と話したら会場は爆笑となった。また、大学生の時、私からパパを大好きになり、猛烈にアタックしたことも、皆さん驚いておられた。そういう話は、どんな人でも確かに興味深いのかも知れない。
 集会では、私の知らないパパの活躍も色々と教えてもらった。弁護士として、自分の気持ちを代弁してくれたと感謝してくれている方。パパの冷静だけど、物事に熱く取り組む姿勢を評価してくれている方。私とおうちにいない分、こんなに感謝されていたなんて。嬉しい気持ちでいっぱいになった。
 パパと2人の集会の帰り道、暗い雨の中、私の気持ちは明るく軽かった。

6月20日の、みやこめっせの大集会。
パパが大きな舞台でしゃべる。

パパは朝からぱちぱちパソコンを触っている。そおっと机に近づいて見ると、原稿が置いてあった。
(いっひっひ。一足先に原稿を読んじゃおう。)

「・・・・」

真面目すぎて笑うところがない・・・。
しょうがないな。パパは関西人じゃないし、落ちや笑い、突っ込みとかと無縁の人だ。第一お笑い芸人じゃないしね。法律家として権力に立ち向かってきた今までの姿がよく分かる文章だよね!

午後1時過ぎ。
急いで支度して家を出ようとすると子どもが、行きたくないといいだした。
「オレたち、二時間もヒマ。やることない。」
「会場は広いし、ちょっとウロウロしてもいいよ。パパがしゃべるとこ、聴いてあげようよお。」
「ええー。◯◯ちゃんとUNOしたい。」
「・・・・。」
何なんだ。選挙に出馬しようという家族の意気込みや苦労をちょっとは汲んでくれたらいいのに。
しょうがないな。まだ小学生だし。立候補に偏見がないだけでもありがたいよね!

会場について、空席に何気なく座ったが、だんだん人が詰まってきたので、中の方に寄った。「横いいですか?」
すると親しげに話しかけられた。
「あなた、大河原さんの奥様ね。」
「???」
何で知ってるんだ。誰かしら。
「共産党も大きくなれば、議案提案権も持てて、嬉しいわよねえ。応援してるわよ。」
「あ・・ありがとうございます。」

小池晃参議院議員の話も大門みきし参院議員の話もめちゃくちゃおもしろかった。きちんと論点が分かり、共産党の対案も道理があることが納得でき、お二人の人柄まで分かり、しかも笑いもあるすばらしい演説だった。

となりのお姉様が、「あなたのご主人も10年経てば、あんなになれるわよ。」
「あ・・ありがとうございます。」

名前も知らない方が、応援してくれている。戸惑うけれどとても嬉しい。
嬉しかったので、帰り際にパチリと一緒に写ってもらった。

初めまして

2015.06.19

初めまして。大河原有子と申します。
うちのパパ(大河原としたか弁護士)が参議院選挙・京都選挙区の予定候補者として発表されて、半年ほどになります。私のおうちのまわりにも次々とポスターが貼り出され、珍しい名前だからかすぐ私たちのことだと気づいてくれて、多くの人が声をかけて下さいます。

私とパパは大学の合唱団で知り合い、パパの司法試験合格を待って結婚しました。二人とも地方の出身で、近所に親戚は1人もいませんが、職場や保育園、ご近所の協力で何とか二人の息子を育てています。子どもは二人とも健康で、サッカーの好きな子どもらしい子どもです。

ちょうど1年ほど前、パパに候補者の打診があったときは、夫婦で心底驚きました。
選挙に出馬するような人は、もっと華々しくて、笑いを取るのが上手なタイプだと、二人とも思っていたからです。パパは、確かに思いやりにあふれていて、頭が切れ、憲法を守るために地道に活動する人ですが、目立つ人だとは思いません。パパは自分が候補者として、議員として、役に立つのか分からないと困っていました。弁護士として活躍するこれからの自分しか想像していなかったのだと思います。それに、私は精神的に少し不安定なところがあるので、私に負担をかけるのではないかと心配していました。自分が候補者活動を始めて、今以上に忙しくなり、私が壊れてしまったらどうしようもないと言ってくれました。
何度か、私の気持ちを考えてのお断りの話をするうちにパパの中では、立候補への決意が固まっていったように思います。ベテランの多い共産党のこれからを考えた時、若い自分が立候補することが、党全体を激励することになること、平和憲法が危機に瀕しているとき、国会の論戦で専門家が必要なことなどを、渡辺和俊京都府委員長や井上さとし参議院議員と相談してよく理解したようでした。

私は悩みました。今でもあまりうちにいないパパがもっといなくなるのは寂しく思いました。正直、出産や子育てで、私がしんどい思いをしたとき、私は仕事をパートに変わるなどして、何とか乗り切ってきたのです。候補者の妻は「しんどい」のではないかと思いました。私にできるのでしょうか。

承諾のお返事をするときパパは、「僕は候補者として党の矢面に立つことは平気だ。けれど、あなたは無理をしなくていい。出てきたい時だけ出てくる形でいいじゃないか。」と言ってくれました。確かに。私は無理をしない範囲で出ていきます。

今、私に声をかけてくれる人は、みんな、「すごいね。」「よく決意したね。」「戦争だけは嫌だよね。」と言います。
私は「パパがいなくて、寂しい」時間でなく、多くの人に囲まれて過ごす時間が増えて、幸せを感じています。
私たちの決意が、平和憲法を守る力に少しでも貢献できたらもっと幸せです。

TOPに戻る